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東八甲田ルートでの猛吹雪
始めに、「東八甲田ルート」とは
青森市から八甲田山中を奥入瀬に抜ける道路です。
夜間は通行止、荒天になると緊急規制がかかり通行止になると思います。
厳冬の期間、八甲田山周辺の道路は冬季通行止区間も多くあり、
出かけるのであれば、青森みち情報のサイトを見るのもいいでしょう。

さて、この日私が向かった先は「みちのく深沢温泉」でした。
雪深い十和田湖から奥入瀬渓流沿いの国道102号線、国道103号線へと。
進むに連れて、吹雪による視界不良もありましたが、それでも
まだ前は見え、走るには問題の無い状態でした。
そして谷地ゲートへと。
右折した瞬間に凄まじい吹雪に襲われ、全く前が見えなくなり車は停止、
                      (右の動画はその時撮ったものです。)
そこからは止まってはチロチロと走るの繰り返し状態でした。
気温−7度、ワイパーで雪を払うとその雪は一瞬で凍り付き
尚更に視界が悪くなっていました。
心境も「みえねぇ〜」とまだ余裕もあったのですが、
ゆっくりながらも先に進んで行くに連れ状態は悪化をたどる一方。
吹雪を遮る木々も無くなって来たのも原因の一因かと思いますが、
猛吹雪により、辺り一帯が全て真っ白な景色(ホワイトアウト)に変わり、
運転席からボンネットさえも見えない状態が続きました。
初めて体験するホワイトアウト・・・・
自分が今いる位置、そして方向感覚などすべてを奪いさる恐ろしい物です。
こうなったらただ止まっているしか術は無く、
心境も「これって遭難?」などと考えてしまうようになり、
「早くこの状態から脱出したい!」の思いが強くなり、焦りもありました。
焦ると間違えを起こしてしまいがちになってしまいます。
見えない状態でも、「早くこの状態から脱出したい!」の思いが強く
ちょっと走らせてしまったのが原因でしょう、
アクセル踏んでもタイヤは空回りするだけ、進みません・・・
何処かにスタックしてしまっているのは分かっていましたが、
運転席から見える光景は真っ白な世界。
気を静め、そして冷静になる事によりこの場を回避し、
再び数メートル走っては止まるを繰り返し
やっとの思いで「みちのく深沢温泉」着いた次第です。

すごく長く感じたこの時間、ルートは開いていましたが
行き交う車すべて無く、それはそれで良かったのかなって思っています。

思います、青森道路管理を行っている方。
この時代、過保護過ぎる規制の中で、通行止で無かった事に感謝します。
たぶんあれだけの悪気象であれば、何処の管理者でも安全第一に考え、
通行止にすると思います。
しかしながら私は、過保護過ぎるこの世に対し、いささか疑問をもって
いる一人なので!

恐怖って言う心境にも陥りましたが、いい経験をしたって思っています。
とは言っても、もうこんな経験はしたくありませんけれど・・・・


---東八甲田ルートでの吹雪---
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